補償導線は、常温を含む相当な温度範囲において、組み合わせて使用する熱電対とほぼ同一の熱的特性を持つ 一対の導体に絶縁を施したものをいいます。

​熱電対の端子と基準接点との間を接続し、熱電対の端子部分の温度変化によって生ずる誤差を補償するために使用されます。

種類 および 特性表

​組み合わせて

使用する

熱電対の種類

構成材料

+脚

-脚

記号

表面被覆の識別

区分1

区分2

許容差℃

クラス1

クラス2

熱電対との

接続点の温度

​℃

B

BX

0 ~ 100

R

銅およびニッケル

​を主とした合金

RX

銅およびニッケル

​を主とした合金

RX

​橙

±2.5

0 ~ 100

±5.0

0 ~ 200

S

銅およびニッケル

​を主とした合金

SX

銅およびニッケル

​を主とした合金

SX

​橙

±2.5

0 ~ 100

±5.0

0 ~ 200

N

ニッケルおよびクロム

​を主とした合金

ニッケルおよびシリコン

​を主とした合金

NX

ピンク

±1.5

​±2.5

-25 ~ 200

ニッケルおよびクロム

​を主とした合金

ニッケル

​を主とした合金

KX

±1.5

±2.5

-25 ~ 200

銅およびニッケル

​を主とした合金

WX

±2.5

0 ~ 150

K

銅およびニッケル

​を主とした合金

VX

​緑

±2.5

0 ~ 150

E

ニッケルおよびクロム

​を主とした合金

銅およびニッケル

​を主とした合金

EX

​青紫

±1.5

​±2.5

-25 ~ 200

J

銅およびニッケル

​を主とした合金

JX

±1.5

​±2.5

-25 ~ 200

T

銅およびニッケル

​を主とした合金

TX

±0.5

​±1.0

-25 ~ 100

補償導線

使用区分

使用区分

記号

​絶縁体・外被素材

​最高使用温度(℃)

​最低使用温度(℃)

一般用

G

ビニール

90

-20

耐熱用

H

ガラス繊維・塗料

200

SR

シリコンゴム

180

-75

6F

テフロンFEP

200

-250

絶縁体の素材

絶縁体の素材

導線構成

​本/mm

仕上り外径(約)

​mm

​型式

( )には補償導線記号を記入

​ビニール

​0.3/7

3.2 × 5.1

(   ) -G 0.3/7

​0.65/7

4.8 × 7.9

( ) -G 0.65/7

​ビニール 内銅シールド

​0.3/7

3.7 × 5.6

(   ) -G -IS 0.3/7

​ビニール 外ステンレスシールド

​0.3/7

4.0 × 5.5

(   ) -G -SOS 0.3/7

​ガラス繊維

​0.3/7

2.3 × 4.0

(   ) -H 0.3/7

​0.65/7

3.5 × 6.2

( ) -H 0.65/7

​ガラス繊維

​外ステンレスシールド

​0.3/7

2.9 × 4.6

(   ) -H -SOS 0.3/7

​0.65/7

4.0 × 6.8

( ) -H -SOS 0.65/7

テフロン

​0.3/7

2.0 × 3.4

(   ) -6F 0.3/7

シリコン

0.18/12

4.0

(   ) -SR 0.18/12

0.18/20

5.0

(   ) -SR 0.18/20

​シリコン 外ステンレスシールド

0.18/12

4.5

(   ) -SR -SOS 0.18/12

​備考1. 

上記以外の仕様もございますので、

別途お問い合わせください。

型式の記入例  KX   -   G   -   SOS   -   0.3/7

​①

① 補償導線の記号

② 絶縁体・外被素材の記号

③ シールドおよび保護編組

④ 導線の拠り線構成

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